本学会について

就任のご挨拶

坂本 泰二

理事長 坂本 泰二

日本網膜硝子体学会(JRVS)が2021年4月から新体制になりました。小椋祐一郎前理事長のご退任に伴い、これから4年間理事長を務めさせていただきます。

JRVSは、網膜硝子体診療や研究を通じた社会貢献という理念のもとに、これまで活動を進めてきました。手術教育を通じた網膜疾患の治療法の普及と成績向上、新規薬物の評価や適正使用の推進など、JRVSの理念に恥じない活動を行い、大きな社会貢献をしてきたといえます。

しかし、JRVSを取り巻く環境は、大きく変化しつつあります。これまでは、日本経済や周辺環境も比較的落ち着いていましたが、現在は日本経済の停滞、新型コロナによるさらなる経済の落ち込みが明らかになってきており、この影響は極めて大きいと考えられます。一方、アジアを中心とした諸外国は、経済のみならず、科学、医学において目覚ましい発展を遂げようとしています。同時に、諸外国の学会は、環境の変化を利用して活発な戦略的拡大活動を行っています。このままではJRVSの理念である網膜診療を通じた社会への貢献が従来通り行えるかは、はなはだ疑問です。

そこでJRVSの理念の実現のために、中長期的戦略および短期的戦略を考えた運営を行います。短期的には、現行あるいは近未来の治療法や病態解明への一層の注力を行います。また、会員の方々が自由に意見を交換できるメディアを創設いたします。中長期的には、学会のあり方と役割を根本から考え直した新しい戦略的活動を行って行きます。(詳細はJRVS Times創刊号のマニフェストをご参照ください。)

最後になりますが、JRVSの理念の実現のために全力を尽くすことをお約束して、理事長就任のご挨拶とさせていただきます。

日本網膜硝子体学会の紹介

網膜・硝子体に関連した臨床的・基礎的研究の発展並びにそれに関連した知識の普及を図り、もって学術の発展に寄与することを目的としております。

代表者
理事長 坂本 泰二
    (鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 感覚器病学講座
眼科学分野 教授)
設立年
1963年(昭和38年) 「網膜剥離研究班談話会」設立
1977年(昭和52年) 「網膜剥離研究会」に改名
1985年(昭和60年) 「網膜剥離学会」に改名
1995年(平成7年) 「日本網膜硝子体学会」に改名
会員数
合計3,580人(2024年1月現在)
  • 名誉会員 26人
  • 正会員 3,531人
  • 賛助会員 23社
機関紙
「日本網膜硝子体学会 総会記録」年刊
事務局
鹿児島大学医学部 眼科学教室
事務局補佐
株式会社JTBコミュニケーションデザイン 事業共創部 コンベンション第二事業局内
〒541-0056
大阪市中央区久太郎町2-1-25 JTBビル8F
TEL: 06-4964-8869
FAX: 06-4964-8804
E-Mail: vitreoretina@jtbcom.co.jp

事業内容

  1. 学術集会の開催
    日本網膜硝子体学会総会を年に1回開催している。
  2. 学術論文集・学術図書の刊行
    眼科臨床紀要会発行の「眼科臨床紀要」に年に3ヶ月間、前年度の総会で発表された原著論文と総会抄録を特集掲載し、それらをまとめたものを「総会記録」として年1回配布している。

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役員一覧

日本網膜硝子体学会 役員(任期: 2021年4月1日~2025年3月31日)

理事長 坂本 泰二
常務理事 石田 晋
(会計)
門之園 一明
(渉外)
近藤 峰生
(社保)
瓶井 資弘
(学術)
辻川 明孝
(庶務)
髙橋 政代
(将来構想)
   
理事 飯田 知弘 池田 康博 井上 真 江内田 寛
大路 正人 大野 京子 岡田 アナベル あやめ 緒方 奈保子
北岡 隆 日下 俊次 古泉 英貴 五味 文
鈴間 潔 園田 康平 高木 均 髙橋 寛二
林 篤志 平形 明人 前野 貴俊 村田 敏規
安川 力 山本 修一 吉田 茂生  
監事 三田村 佳典 山下 英俊    
参与 石橋 達朗 小椋 祐一郎    

日本網膜硝子体学会 名誉会員

名誉会員 東 範行 安藤 文隆 飯島 裕幸 池田 恒彦
市橋 賢治 出田 秀尚 臼井 正彦 恵美 和幸
大島 健司 荻野 誠周 岸 章治 竹内 忍
玉井 信 調枝 寛治 寺﨑 浩子 根木 昭
堀 貞夫 堀口 正之 本田 孔士 松尾 信彦
松村 美代 箕田 健生 三宅 養三 湯澤 美都子
吉田 晃敏 吉村 長久

賛助会員一覧(2023年10月現在)(50音順)

  • アールイーメディカル株式会社
  • アレクシオンファーマ合同会社
  • エレックス株式会社
  • カールツァイスメディテック株式会社
  • キヤノン株式会社
  • 興和株式会社
  • 参天製薬株式会社
  • 株式会社JFCセールスプラン
  • ジャパンフォーカス株式会社
  • 千寿製薬株式会社
  • 中外製薬株式会社
  • 株式会社トプコン アイケアビジネスユニット
  • 株式会社ニコンソリューションズ
  • 株式会社ニデック
  • 日本アルコン株式会社
  • 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
  • ノバルティス ファーマ株式会社
  • バイエル薬品株式会社
  • 株式会社はんだや
  • ボシュロム・ジャパン株式会社
  • HOYA株式会社
  • 株式会社モリアジャパン
  • わかもと製薬株式会社

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日本網膜硝子体学会 会則

第1章 総則

(名称)
第1条

本会は、日本網膜硝子体学会(Japanese Retina and Vitreous Society)という。

(事務局)
第2条

本会は、事務局を大阪市中央区久太郎町2丁目1番25号 JTBビル8階内に置く。

第2章 目的及び事業

(目的)
第3条

本会は、網膜硝子体疾患に関する基礎的、臨床的研究の進歩発展を図り、もって学術の発展に寄与することを目的とする。

(事業)
第4条

本会は前条の目的を達成するため次の事業を行う。
(1)総会の開催
(2)会誌の発行
(3)その他本会の目的を達成するために必要な事業

第3章 会員

(種別)
第5条

本会の会員は、次のとおりとする。
(1)正会員
(2)名誉会員
(3)賛助会員

(入会)
第6条

入会を希望する者は、所定の入会申込書に入会金と初年度会費、及び正会員2名の推薦状を添えて本会事務局に提出し、理事会の承認を得なければならない。

第7条

名誉会員は、網膜硝子体研究の発展に特に功績のあった者で、別に定める規程により、理事会が推薦し、総会の承認を得て決定する。

第8条

賛助会員は、本会の事業を援助するため、所定の賛助会費を納入する団体及び個人とする。

(入会金及び会費)
第9条

本会の正会員及び賛助会員の入会金及び会費は、別に定める。

第10条

名誉会員は会費を徴収しない。

(資格の喪失)
第11条

会員が次の各号の一に該当したときは、その資格を喪失する。
(1)退会したとき
(2)除名されたとき

(退会)
第12条

会員が退会しようとするときは、事前にその旨を本会事務局に届け出なければならない。

(除名)
第13条

会員が次の各号の一に該当するときは、理事会の議決により除名することができる。
(1)本会会員として著しく品位を欠く行為があったとき
(2)会費を3年以上滞納したとき

第4章 役員

(役員)
第14条

本会に次の役員をおく。
(1)理事長 1名
(2)常務理事  若干名
(3)理事 39名
(4)監事 2名
(5)参与 若干名
(6)総会長 1名

(常務理事)
第15条

常務理事は、理事の中から理事長が任命し、総会で承認される。

  1. 常務理事は、庶務、会計、学術、編集などの責任を担い、理事会並びに総会で報告する責務がある。
  2. 常務理事の任期は3年とし,再任を妨げない。

(理事)
第16条

理事は正会員の選挙によって選出する。

  1. 理事は、理事会を組織し、会の運営に必要な諸事項を審議決定する。

第17条

理事長は、理事の互選によって選出される。

  1. 理事長は、本会を代表し、会務を掌握し、理事会を招集する。
  2. 理事長は、収支予算及び決算、役員人事など主な会務について、総会もしくはその他の方法により、会員に報告しなければならない。

(監事)
第18条

監事は、理事会において選出される。監事は、本会の財産、会計及び会務の執行を監査し、理事会に出席して意見を述べることができる。

(参与)
第19条

参与は、理事会において選出される。参与は、他学会および他領域との連携を促進し、本会の運営が適正に行われるよう指導する立場にあるが、評決には加わらない。

  1. 参与は理事、監事等を併任できない。

(総会長)
第20条

総会長は、理事会で選出された当該年度の総会運営に当たる。

(役員の任期、欠員)
第21条

理事長、理事、監事の任期は、4月1日から3年間とする。ただし再任を妨げない。

  1. 役員に欠員が生じた場合の補充の有無、補充方法については、理事会でこれを決定する。
  2. 総会長の任期は、担当する総会が終了するまでとし、次年度総会長にその職務を引き継ぐものとする。
  3. 総会長は、連続して就任することはできない。ただし、再任を妨げない。

第5章 会議

(総会)
第22条

本会は原則として総会を毎年1回開催する。

(理事会)
第23条

理事会は理事をもって組織し、次の事項を審議する。
(1)毎年度の事業及び会計に関する事務
(2)その他理事会が必要と認めた事項

  1. 理事会は、理事の3分の2以上の出席をもって成立する。ただし、あらかじめ委任をした者は、出席者とみなす。
  2. 理事会の議事は、出席理事の過半数をもって決し、可否同数のときは議長の決するところによる。
  3. 理事会は必要に応じて参与を招集し、意見を聞くことができる。

第6章 会計

(会計年度)
第24条

本会の会計年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。

(事務局の経費)
第25条

本会の事務局の運営に要する経費は、入会金と年会費をもってこれに充てる。

(総会の運営費)
第26条

総会での筆頭演者は、学会員に限る。

  1. 総会の運営費は、総会の都度、臨時会費を徴収してこれに充てる。
  2. 臨時会費の額は、年度毎に総会長が決定する。
  3. 総会長は、会員以外の者を総会に招請し、総会で発表させることができる。

第7章 会則の変更

(会則の変更)
第27条

この会則は、理事会及び総会の議決を経て変更することができる。

〔附則〕

1998年10月8日から施行する。

<改訂> 1994年9月9日、1997年7月25日、2004年12月2日、2007年11月24日、
2010年11月25日、2012年12月1日、2015年12月5日、2021年12月4日
2023年11月25日(第14条、第15条、第21条 2025年4月1日より適用)

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日本網膜硝子体学会 会費規程

第1条

この規程は、日本網膜硝子体学会会則第9条に基づき、会費の入会金及び会費を定める。

第2条

会員の入会金は次のとおりとする。

(1)正会員

  • 郵便振替による会費納入を希望する場合 3,000円
  • 銀行口座自動振替による会費納入を希望する場合 無料

(2)賛助会員

  • 正会員のそれと同様とする。

第3条

会員の会費は次のとおりとする。

(1)正会員

  • 年額 5,000円

(2)賛助会員

  • 年額 70,000円

第4条

会費は一括払いとし、分割納入は認めない。

第5条

会員は、毎年7月末日までに、当年度の会費を納付しなければならない。

第6条

既納の会費は、いかなる事由があっても返還しない。

第7条

会員は、この規程を誠実に履行することとし、これに違反したときは、会則第13条(2)を適用する。

第8条

この規程は、理事会及び総会の議決を経て変更することができる。

〔附則〕

この規程は、2007年11月24日から施行する。
<改訂> 2022年12月3日(第3条)

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日本網膜硝子体学会 名誉会員規程

第1条

この規程は、日本網膜硝子体学会会則第7条に基づき、名誉会員の資格を定める。

第2条

次に掲げる者のうち、本会に対し功績顕著であると理事会及び総会において認められた者を名誉会員とすることができる。
(1)年齢満65歳以上であり、かつ10年以上本会の正会員であった者
(2)理事経験者の者
(3)2007年11月24日現在、本会の顧問である者

第3条

名誉会員は、会費納入を要しないが、会員と同等の資格を有する。ただし、いかなる決議事項の票決にも加わることはできない。

第4条

名誉会員は、役員には就任できない。

第5条

この規程は、理事会及び総会の議決を経て変更することができる。

〔附則〕

この規程は、2007年11月24日から施行する。

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日本網膜硝子体学会 プログラム委員会規程

第1条

日本網膜硝子体学会プログラム委員会(以下「委員会」という)は、日本網膜硝子体学会の総会プログラムを統合的かつ継続的に編成する。ただし、運営は総会長が責任を持つ。

第2条

プログラムの編成には委員会を設置し、これを担当する。

  1. 委員会は、理事会で選出された6名と当該年度総会長及び次年度総会長をもって構成し、理事会選出委員の互選によって委員長を選出する。
  2. 委員長は、委員会を招集して議長となる。
  3. 委員の任期は4年間とし、再任を認めない。
  4. 委員の欠員は、次点者をもってこれに充てる。

第3条

この規程は、理事会及び総会の議決を経て変更することができる。

〔附則〕

この規程は、2007年11月24日から施行する。

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日本網膜硝子体学会 理事選挙規則

第1条

理事は、立候補制とし、正会員選挙により選出する。

第2条

理事の選挙に当たっては、選挙管理委員会を置く。選挙管理委員会規程は、別にこれを定める。

第3条

選挙権を有する者は、選挙実施年度の公示日現在、選挙実施前年度までの会費を完納している正会員とする。

第4条

立候補者の資格は、選任年の4月1日に年齢が満65歳未満の者とし、引き続き会員歴6年以上の、網膜硝子体に関する充分な研究歴と熱意を有する者とする。 業績として、英文や和文を問わず網膜硝子体に関する掲載論文が10篇以上有り、かつ、筆頭著者論文が2篇以上有ることを条件とする。
さらに、新たに理事に立候補する者は、最近5年間で網膜硝子体に関する英文論文(PubMedに掲載されたものに限る)が5篇以上あることを条件とする。

第5条

立候補する者は、所定の届出用紙に所要の事項を記入し、選挙2か月前までに事務局に到着するように届け出なければならない。

第6条

本会は、男女共同参画社会の実現に向けて、ジェンダーの多様性に配慮した理事選出を行うための積極的な方策をとる。

  1. 理事の定数は,会則第14条に定める人数とする。
  2. 当面、理事定数の2割が他の性となるクオータ制を設ける。

第7条

投票の結果、得票数の多い順に理事当選者を決定する。

  1. 第6条第3項に規定するクオータ制を満たすまで、得票数の多い順に他の性(少数の性)の理事当選者を繰り上げる。
  2. 得票数の最下位が同票のときは、本会在籍年数の順により、これが等しいときは、年長順に当選と定め、これが等しいときは抽選による。

第8条

この規程は、理事会及び総会の議決を経て変更することができる。

〔附則〕

この規則は、2008年5月23日から施行する。
この規則は、2012年12月1日から1部改訂施行する。(第3条、第4条)
この規則は、2015年12月7日から1部改訂施行する。(第3条)
この規則は、2019年12月7日から1部改訂施行する。(第4条)
この規則は、2023年11月25日から1部改訂施行する。(第6条、第7条、第8条 2024年度実施の理事選挙より適用)

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日本網膜硝子体学会 選挙管理委員会規程

第1条

委員は、正会員の中から理事長が選挙前3ヵ月までにこれを委嘱する。

第2条

委員会は、委員4名をもって組織し、委員長は委員の互選による。

第3条

委員会は、理事立候補の手続きと、その締め切り期日、選挙の期日等を会員に周知徹底させなければならない。

第4条

委員会は、理事立候補者の資格に疑義があるとき、これを審査する。

第5条

委員会は、投票用紙の配布、投票の受理ならびに開票を行う。

第6条

委員会は、理事の選出を管掌する。

第7条

この規程は、理事会及び総会の議決を経て変更することができる。

〔附則〕

この規則は、2008年5月23日から施行する。

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原著論文 投稿規程

日本網膜硝子体学会の原著は、「眼科臨床紀要」にまとめて掲載致しますので、同誌の投稿規程に従ってください。

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眼科臨床紀要 投稿規程

原著

  1. 原著は、未発表の論文に限ります。
  2. 原著は、横書き、ワードプロセッサで、手書きの場合は楷書でお願い致します。コピー及び鉛筆書きは、お断りします。
  3. タイトルページ及び著作権譲渡同意書に所定の事項を記載し、原稿の表紙に付けて下さい。
  4. 原稿は、原則として緒言、症例又は方法、結果、考按、結論又は要約の順に区分して下さい。
  5. 原稿の長さは、8,000字以内、図表6枚以内を原則として下さい。
  6. 図表は、1図表につき1枚ずつ原稿用紙に貼付し、表題を付け、挿入位置を原稿欄外に朱記して下さい。写真はプリントしたものにして下さい。
  7. キーワードを5個以内、文献の前に付記して下さい。英文抄録の添付はご自由です。
  8. 掲載料は、筆頭著者が会員の場合は2ページ分まで無料、写植・トレース代無料、非会員の場合は、全額著者負担とさせて頂きます。
  9. カラー掲載の場合は、その旨明記して下さい。実費を頂きます。
  10. 原著別刷は、30部贈呈致します。

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